コロナショックはリーマンショックに並ぶ経済危機！？
この度のコロナウィルスの大流行によって経済に与える影響はすごく大きくその破壊力は、リーマンショックに並ぶといわれています。
そもそもリーマンショックとは？
リーマン・ショックとは、2008年9月の米証券大手リーマン・ブラザーズ破綻を機に発生した世界的な金融危機のことです。当時は米住宅ブームを背景に、信用力の低い借り手向けのサブプライム住宅ローンが急増し、それを証券化した金融商品のビジネスに、多くの欧米金融機関が関わっていました。しかしながら、住宅ブームの収束とともに返済延滞が発生すると、証券化商品の価格が暴落し、金融機関は巨額の損失を被りました。
今回のコロナの件でそれと同じ程の損害があると考えられています。
リーマンショックとコロナショックの異なる点
金融機関が危機的な状況に陥ったことで、信用収縮が発生し、金融システムの機能は大きく低下しました。その結果、短期金融市場では流動性が干上がり、世界的に株価が暴落して経済活動が停滞しました。つまり、リーマン・ショックの株安は、「金融機関」に起因していました。ですが、各国の政策対応も金融機関の支援が中心となり、包括的な景気対策は実体経済への影響を緩和するために打ち出されました。
これに対し、今回は多くの金融機関が余剰資金を抱えている状況で、金融システムも総じて安定しています。それでも市場が混乱しているのは、コロナ・ショックの株安が「ウイルス」に起因しているためです。その感染力の強さで、すでに多くの国や地域で人やモノの行き来が停滞しています。これがリーマン・ショックとの相違点であり、当然ながらリーマン・ショックとは異なる対処法が求められます。
しかしこれがチャンス！？
投資家たちは、こういった場面を投資のチャンスだと考えます。日経平均が下がって落ち着いた場面では、投資のチャンスなのです。大きな資金があれば、株式や長期で保有したい高配当銘柄や株主優待銘柄に割安に投資できるチャンスです。
もちろん株式など投資の分野だけにおいてチャンスと考えるのではなくて、意識を変えるチャンスだとも取れます。これを機に政治がどれだけ大事だという事を皆さん思い知ったことでしょう。その知ることが大事で、それを機に政治に対する意識を変えることが必要なのではないでしょうか。
