2020年東京オリンピックは呪われた五輪!? 40年毎に何が起こる?
3月18日に開かれた参議院の財政金融委員会で、麻生財務大臣は東京オリンピックの延期や中止の懸念が高まっていることに関し、「40年ごとにオリンピックの開催に関連して問題が起きた」との自身の考えを披露した際、次のように発言しました。
「札幌でウィンターオリンピックが開かれることになったのが1940年。それがパーになったんですな。そしてその次、いつなったかといえば、いつです?モスクワオリンピックですよね、あれは半分吹っ飛んだ。今回40年たつと、今年です。呪われたオリンピックって。マスコミの好きそうな言葉でしょう、これ。だけど現実はそうですよ。40年ごとに問題起きたんだから、事実でしょうが」
確かに麻生さんの言う通りオリンピックは、40年ごとに問題が起きてきたことは、間違えない今回は、それを詳しく解説していきます。
1940年東京オリンピック 中止
1940年東京オリンピックは、1940年(昭和15年)9月21日から10月6日まで、日本の東京府東京市で開催されることが予定されていた夏季オリンピックです。
歴史上初めて欧米以外の有色人種国家であり、アジアで行われる五輪大会として準備が進められていたのですが、日中戦争が激化してきた影響等から日本政府が開催権を返上、実現には至らなかった。
この時日本は、ベルリンオリンピックで試験的に実現したテレビ中継の本格的実施をもくろみ、日本ラジオ協会と電気通信学会が、東京の各競技会場と大阪、名古屋を結ぶ中継を行うため開発を進めていた。莫大な準備費用が掛かっていたことも確かだ。
1980年モスクワオリンピック ボイコット問題
1980年モスクワオリンピックは1980年7月19日から8月3日までの16日間、ソビエト連邦そして、のちのロシア連邦の首都モスクワで開催された共産圏、社会主義国では初の開催となったオリンピックです。
そういうわけで、ソ連側は張り切っていたのですが、時は冷戦真っただ中、前年1979年12月に起きたソ連のアフガニスタン侵攻の影響を強く受け、集団ボイコットという事態に至ってしまった。そうなってしまっては、もはやオリンピックが正常に成り立つはずがありません。
2020年東京オリンピック コロナウィルス
モスクワオリンピックから40年後の今、2020年の夏に開催予定だった東京オリンピック!開催が決まった時、私は、小学5年生でした。その時の日本人みんなの喜びを覚えています。選手だけでなくたくさんの企業、団体、人が待ちわびて準備をしていたことでしょう。しかし、それがいまとなってコロナウィルスの大流行によって延期せざるを得ない状況になっています。
こうやって40年おきに何かしらの事件が起きているというのは、歴史を見ればわかります。
40年に一回、呪われたオリンピックが開催されるというのは本当なのでしょうか。。。
とりあえず皆さん健康には気を付けましょう!