ココ・シャネルの人生 壮絶すぎる！？
巨大ファッションブランド「CHANEL」
誰もがこのブランドを知っているでしょうシャネルには香水やバッグなど様々な商品がありとても人気がありますがそんな大ファッションブランドを作った創業者のことを今回ミックアップしてみました。彼女の生きた時代は、第一次、第二次世界大戦がありヨーロッパが最も荒れていた時代でしたその激動の時代を駆け抜けた強い女性の話です。
壮絶な始まり
シャネルは１８８３年フランス西部に生まれます。そして１２歳の誕生日を迎える前に母親が病死して行商人の父に捨てられ孤児院で育つという壮絶なはじまりです。１８歳で孤児院を出て歌手になることを夢に見ます。しかし、その後オーディションを受けまくりますが全部落ちまくり芸能界への道結構すんなりあきらめます。
起業
その後、パリに移住した先で暇つぶしに作っていた帽子のデザインが人気になり、友人の援助を得て帽子のアトリエを開きます。そして二号店を開くと同時に第一次世界大戦が起こります。大戦前の上流階級の女性たちは、バカでかいスカートにデカい帽子を身に着けていましたが戦争が勃発して女性たちが自分の身の回りのことを自分でやらなければならなくなったので動きやすい服が必要になりましたそこでシャネルのジャージー素材の機能的な服が人気を博します。
第一次世界大戦が終戦して、１９２１年に前年に出会った調香師によってシャネル初めての香水「No.5」、「No.22」を発表した。これが大ヒットする。
そうやっているうちにシャネルは４０００人を超える従業員を抱えるまでになっていました。ですが、労働者たちは苛烈な労働条件に不満を抱きストライキを起こします。ですが、シャネルは労働者の考えを理解しませんでした。そこで、彼女は彼らと対立しビジネスをやめファッション業界から引退します。１５年間沈黙を続けます。
そして第二次世界大戦が勃発し、フランスはナチスドイツに占領されます。この時に実は、シャネルはナチスドイツのスパイとなってナチスに協力していたのです。のちにこのことでフランスのシャルルドゴールによってシャネルは逮捕されてしまいます。
しかし、昔から交流のあったイギリスのチャーチル首相によって釈放されます。スケールがめちゃデカい話です。
ファッション界への復帰
１９５４年に革新者シャネルはなんとまたファッション界に戻ってきたのでしたフランス人からはナチスに協力していたこともあり「売国奴」と罵られていたけれど、翌年のシャネルスーツはアメリカで大ヒットします。マリリンモンローに愛用された香水などがブームになりまたもや大成功を納めました。そして、シャネルは１９７１年８７歳でこの世を去ります。その後の世界にも彼女のファッション界へ与えた影響は残り続けています。シャネルの人生は女性だって世界で活躍できるということをその当時の女性たちに証明し勇気づけことでしょう。
