イギリスはなぜEUを離脱したがるのか?
イギリスがEUを離脱したがる理由
なぜイギリスはあれほどEUを離脱したがっているの?
今回はそういったテーマを扱っていきます。
ではまずイギリスがEUを離脱したがっている理由は、一番にEUのルールにしばられたくないからです。自分たちのことは全部自分たちで決めたいという思いがあるのが一番です。EU加盟国は28か国もありますですからイギリスもそりゃ好きにはできませんよね、特にイギリスが不満を持ったのは移民の問題です。
EUでは人の移動が自由で国境調査を必要しないので自由に28か国動くことができます。そのため景気が比較的いいイギリスにたくさんの移民がやってきて2016年に離脱を決めたその年には年間約20万人も移民が増えていました。それに対し、イギリス国民は、移民増えすぎじゃねってなってイギリスが法律を作って制限しようとしたけどEUのルールに合わなかったので無効になったことで、「じゃEUから出ようぜ!」という動きが強まり始めたのです。
だが、イギリスの中でも意見が割れる
上の地図を見ていただくとわかるようにEU離脱に賛成する人と反対する人でイギリスは二分されています。アイルランドやスコットランドやロンドン近郊では離脱に反対的ですがそれ以外の地域では肯定的です。「本当にイギリスだけでやっていけるの?」と不安に思う人もいれば「イギリスだけで十分やれる!」と強気な人もいるというのが今のイギリスの現状です。
ジョンソン首相は任務を果たせるのか!?
新しいイギリスの首相のジョンソン首相ですが彼の一番の任務はイギリスをEUから離脱させることです。しかし彼は開始早々うまくいきません議会を休止させ合意なき離脱を図ろうとしましたが裁判所にそれは違憲だといわれ、議会を開きましたが賛成が得られず窮地に立たされましたが、先日10月17日イギリス政府とEUは離脱協定に合意しました。これに対しジョンソン氏は非常に喜びを示しましたが、実際まだ一つ壁があります。英議会で過半数の承認を得ることですこれが非常に厳しいといわれておりますが、どうなることでしょう明日開かれる議会に注目しましょう